インプラントで、失った歯を・・・

失った歯を、取り戻せるものなら取り戻してあげたい・・・。
そんな私の強い思いに応えてくれたのが「インプラント」でした。
歯周病を専門として治療に当たっていた私でしたが、「インプラント」について学ぶにつれ、
まさに、「失った歯を取り戻したかのように快適」な、夢の治療だということがわかり、
今後はインプラントを専門に、歯を失った方のお役に立ちたいと思うに至りました。

インプラントは第3の歯

インプラント 「第3の歯」

インプラントは、なぜ第3の歯と呼ばれているのでしょうか。

人が生まれて、赤ちゃんの頃に生え始める乳歯が「第1の歯」、
6歳頃から乳歯に代わって生えてくる永久歯が「第2の歯」、
その永久歯を失ってしまった時に歯根から人工の歯で補うために入れるインプラントが「第3の歯」というわけです。

歯を失ったときに一般的に使われている「入れ歯」や「ブリッジ」は、歯根がないので、「第3の歯」と呼べるほどの機能性はなかったのです。

インプラントが「第3の歯」と呼ばれるようになったわけを、これからお話ししていきます。

インプラントのしくみ

インプラント 歯形

インプラントとは、歯を失ったところに、人工の歯根(土台)を埋め込んで、その上に人工の歯を構築する治療方法です。

人間のあごの骨を「歯槽骨」といい、
歯は、歯槽骨に歯根を埋めたような状態で生えています。
まさに、歯根は「歯の根っこ」というわけです。

歯を失うと、歯根が抜けて歯槽骨に穴があいた状態となります。

そこにチタンでできた人工歯根(インプラント)を埋め込み、
数ヶ月かけてインプラントが歯槽骨にしっかりと結合するのを待ちます。

結合したインプラントに、人工歯を取り付けるための部品を装着し、
歯ぐきの状態が落ち着いたら、いよいよ人工の歯を取り付け、完成です。

「入れ歯」や「ブリッジ」と違って、歯根からしっかり歯槽骨に埋められているので、
ガタつきや違和感がなく、固いものでも安心して噛むことができ、
大きく口を開けて笑っても部品が見えることはありません。

まさに「失った歯を取り戻した」状態を得ることができますので、
それが「第3の歯」と呼ばれる所以なのです。