インプラント用語集 や行

八重歯(やえば)
歯並びの列から前に出た状態で生えた犬歯のこと。上顎・下顎が狭く、永久歯が全て顎に収まりきらなかったときに、最後に生える犬歯が飛び出しやすい。
薬液消毒(やくえきしょうどく)
手指、器具・機材、傷口やこれから処置を行う患部の消毒を、薬液(消毒液)を使って消毒すること。薬液には、アルコール・ヨード・フェノール・逆性石けん、他にもさまざまな種類があり、消毒する対象によって使い分ける。
遊離歯肉移植術(ゆうりしにくいしょくじゅつ)
インプラントの周囲の歯肉が弱い場合や、少なくて歯根が露出してしまっている場合に、固く締まった丈夫な歯肉を上顎の裏などから取って、必要な部位に移植する手法。歯肉が弱いと歯磨きの摩擦屋圧力に弱く、歯肉が萎縮したり炎症を起こしたりすることが多く、インプラントが長持ちしない。
有床義歯(ゆうしょうぎし)
取り外し式の入れ歯のこと。歯茎に似せた土台に人工歯が植えられ、口の中で動かないように支える床がついている。
予防歯科(よぼうしか)
虫歯や歯周病の予防のため、歯科医院で、歯石取りなどの清掃・フッ素塗布・歯磨き指導などを行う歯科医療のこと。虫歯などの異常がなくても、定期的に歯科に通院する。あわせて、患者本人にも自宅でケアを行ってもらう。