インプラント用語集 は行
- バイオフィルム
- 細菌などを含む集合体が、フィルム状に対象物の表面や境界面に付着しているもの。歯科でいうと歯垢もバイオフィルムの一種で、虫歯や歯周病の原因菌が出すネバネバで歯がフィルム状に覆われ、固く付着した状態をさす。
- 剥離(はくり)
- くっついているものを、剥がすこと。
- パッシブ・フィット
- 埋入したインプラントと、アバットメント・クラウン・ブリッジがぴったりフィットしている状態。
- 表面麻酔(ひょうめんますい)
- 局所麻酔薬を、麻酔したい部位の表面に塗り、浅い範囲を麻酔するもの。
持続時間が短く、注射やその他の処置による痛みを和らげるため、処置前に行うことが多い。
- ヒーリング・アバットメント
- 顎骨に埋入したインプラントの頭部を保護し、食べ物が紛れ込んだりしないよう、また歯肉の形成を促す目的で挿入する、一時的なアバットメント(インプラントの上にとりつける金具)。
- フィクスチャー
- 顎骨に埋め込んで骨と結合する人工歯根、インプラント体のこと。
歯の根っこにあたる部分。
- プラットフォーム
- インプラント体(歯の根っこにあたる部分)と、アバットメント(その上に留め付ける金具)の接続面のこと。
- ブリッジ
- 歯を失ったときに、人工歯根(インプラント)を入れずに、失った歯の両側の歯を支えにして橋渡しするように入れた人工歯のこと。噛む力はインプラントに比べて弱くなる。
- ボーン・グラフト
- インプラントを行う顎骨の量が足りない時、その部位に自分の骨を移植すること。自家骨移植。
- ポンティック
- ブリッジを施術した場合、両側を支えられた、歯根のない人工歯のこと。
インプラントでも、人工の歯の本数より根っこの本数が少ない場合、ポンティックを入れて全ての歯が揃った形で完成させる。